ご覧いただきありがとうございます^^
テプラでネームシール作りについてこれまで書いてきましたが、今回はりぼんを使った『お名前タグ』作りについてです☆
テープカートリッジは種類豊富
テプラにはいろいろな種類のテープカートリッジがあります。
テープタイプはよく知られていますが、テープ以外にも名前付けに便利な『アイロンラベル』や『アイロン転写テープ』をはじめ『りぼん』、『マグネットテープ』、『マスキングテープ』、『点字テープ』などなど、様々な種類があります。
今回はその中から、『りぼん』についてご紹介させていただきます!
『りぼん』でできることは?
りぼんにイニシャルや自分の好きな文字やイラスト、メッセージなどを入れてハンドメイドのタグとして縫い付けたり貼り付けたりの他、オリジナルのリボンを作成してラッピングに使用する事もできます。
作成したリボンの見本です。たしか20センチ設定にしたと思います。
そして、もう一つ大事な『お名前タグ』が作れます。
お名前タグってなに???
画像のものがお名前タグです。
好きな名前などを印刷してボタンをつけたものです。
テプラですので、好きな文字やイラストを印刷出来ますよ♪
名前を貼りにくい場所や貼る場所がない、名前シールを貼りたくないという時でも、これならボタンで留めるだけで簡単に名前を取り付けることができますよ。
『リボン』を作る前にすること
私が使用しているガーリーテプラ SR-GL2に沿って説明をしていきます。
リボンのテープカートリッジを使用する前に、設定をしなければいけないことがあります。それは自動カットの設定変更です。
テプラは印刷を行うと自動でカットしてくれるようになっています。リボンもカットできますが、リボンを自動カットしてしまうとカッターの刃の磨耗になるため設定を【自動カットしない】としなければいけません。
リボンを印刷する時は設定を【自動カットしない】に必ずする!
設定の変更方法
本体の右上の方に赤い○印で囲んだボタンが『自動カット』と書かれていて、自動カットの設定をするボタンです。こちらを押して、設定を【自動カットしない】に変更を行います。
自動カットを選んでいる時は、画像のように赤い○印の部分にある自動カットの表示の右側に◾︎印が出ています。
【自動カットしない】を選択中は、表示されている◾︎印が消えます。
リボンの作り方
リボンを作るには次の2通りがあります。
- 文章と文章の間をテープ送りして空白にする方法。
- 同じ文章を指定した長さまで繰り返し印刷する方法。
それぞれの作り方の説明です^^
①文章と文章の間に空白を入れる場合
ラッピングに使える、見本の画像のリボンは、端にDear YukikoとFrom Ayakaと印刷されていて、文章と文章の間は何も印字されていません。
この空白の長さを指定することで、お好みのリボンの長さを作ります。
作り方
作成前に自動カット設定がオフになっていることを確認!
1、1つ目の文章「Dear Yukiko」を入力して『Print』を押します。
『Print』を押しても自動カットの設定がオフになっていればカットされません。
【自動カット】の変更がされていなければ、カットされますので注意して下さい。
2、『テープ送り』を押し、『送り長指定』を選び送る長さを設定します。
画面の右側にある『テープ送り』を押すと、画面の表示になりますので、『送り長指定』を選択して、長さを指定します。
長さは2.0〜99センチの範囲で指定できます。
▼印ボタンで選択する方法と、数字ボタンを押して指定する方法があります。
長さを指定した分だけ、画像のように空白部分ができます。
3、最初の文章は削除し、2つ目の文章「From Ayaka」と入力して『Print』を押します。
このように印刷されます。
4、本体からテープカートリッジを取り出し、テープカートリッジ側にリボンを10ミリ程度残して、ハサミでまっすぐカットして完成。
②同じ文章を繰り返す【りぼん連続】で印刷する場合
リボンの長さに合わせて文字を繰り返し印刷してくれる便利な機能、【リボン連続印刷】の機能についてです。
これは指定したリボンの長さ(5.0〜99㎝の範囲)で、同じ文章例えばhappy birthdayならhappy birthdayと繰り返し印刷することが可能です。
作り方
1、印刷したい文字をここでは「happy birthday」とします。「happy birthday」と入力して、『特殊印刷』ボタンを押します。
2、「りぼん連続」か「鏡文字印刷」が選べますので、「りぼん連続」を選択します。
3、作成したいりぼんの長さを指定します。
長さは5.0〜99センチの範囲で指定できます。
▼印ボタンで選択する方法と、数字ボタンを押して指定する方法があります。
4、文章の間隔を指定します。1.0〜99センチの範囲で指定でき、指定方法は同じです。
5、文章の繰り返し回数が表示されますので、『選択 改行』を押して印刷します。
6、本体からテープカートリッジを取り出し、テープカートリッジ側にりぼんを10ミリ程度残して、ハサミでまっすぐカットして完成。
【りぼん連続】はテープでも可能
【りぼん連続】は、りぼん以外のテープでも印刷できます!
【りぼん連続】では、先に説明をした【自動カット】の設定に関わらず、自動カットが行われないようになっています。テープカートリッジを外してカットする作業が必要になります。
補足:『テープ送り』ボタンについて
先ほど説明に出てきた『テープ送り』のボタンを押すと、次の3種類の選択ができます。
- テープ送り
- 送りカット
- 送り長指定
この3種類の違いを記載しておきます。
テープ送り | テープが約18ミリ空送りされます |
送りカット | 空送りされた後、テープが自動的にカットされます |
送り長指定 | 指定した長さの分だけ、テープ送りができます |
テープカートリッジをセットした直後は、テープのたるみを取るために必ず『テープ送り』または『送りカット』をする必要があります。
お名前タグの作り方
では、さっそくお名前タグを造っていきたいと思います!
作成の前に、テープカートリッジは「りぼん」、自動カットの設定は「オフ」にするのをお忘れなく!
【1】りぼんの作成
1、作成したい名前を入力します。絵文字ももちろん入力することができます。
2、入力ができたら、画面に左にある『お名前タグ』のボタンを印刷します。
3、画像のように、入力した文字が2回と「+」印も一緒に自動で印刷されます。
この「+」印はボタンを付ける位置になります。
4、りぼんの端処理を忘れずに行ってください。
これでりぼんの準備はOKです!
【2】お名前タグメーカーでボタンをつける
こちらがお名前タグメーカーSRT10です。
本体はこんな感じにまっています。
この本体以外に必要なのが・・・
専用のスナップボタンです。
4個で1セットになります。ヘッド部分(画像では下の段)は共通ですが、パーツが2種類ありますので異なるタイプを使用しないと、ボタンができませんので注意が必要です。
これ以外にあると便利なのが、「目打ち」です。
りぼんにボタンをセットする際に、「+」印部分に穴をあけてあげるのですが、目打ちがあると楽です。手芸品店はもちろん、百円ショップでも購入できます。
早速、作り方です。
1、りぼんの「+」印部分に目打ちを使って穴をあけます。
取扱説明書には、ハサミで十字に切り込みを入れても良いという風に書かれていましたが、目打ちの方が楽なのでこちらを使っています。
2、スナップボタンンのヘッド部分を差し込みます。
この時の向きですが、印刷した面側(文字のプリントされている方)から差し込みます。画像右側のピンクのりぼんを参考にして下さい。
3、セットしたヘッド部分にパーツをはめ込みます。
4、お名前タグメーカー本体の穴の部分に画像のようにセットします。
5、レバーを手前にしっかりと押し下げて、ボタンを取り付けます。
画像右側のように、ボタン中央のヘッド部分の突起が潰されてりぼんに固定されます。
6、もう一つの方も、同じようにボタンを取り付けて完成!
この様に完成します(^▽^)/
以外と簡単に作成できますよ。
カートリッジからのりぼんのカットについて
テープカートリッジからのりぼんのカットの方法についてです。
印刷後に取り出したテープカートリッジです。
テープカートリッジ側にりぼんを10ミリ程度残してカットしなければいけないのですが、そうすると、せっかく印刷をしたりぼんの文字ギリギリのところでカットすることになってしまいます。
ですので、印刷が終わったら【テープ送り】を行うことをおすめします!
【テープ送り】をすると、文字の後に空白部分ができます。画像は【テープ送り】を一度行った状態です。
この状態で10ミリ程度残してカットするのがおススメです。
もっと長さを長くした上でカットしたいという時は、【送り長指定】をしていただければ良いと思います。
印刷が終わったら【テープ送り】をしてからカットするのがおススメ!
リボンの端処理の必要性について
リボンを切りっぱなしで使用していると…
このように、切ったところからほつれていってしまい、画像のような残念な状態になります。
これはお名前タグを作成し、端処理を全くせずに使用した数ヶ月後の写真です。
こうなってしまうと、ボタンを外そうとした時にボタンの部分からちぎれてしまいます…。せっかく作成したお名前タグなのに、そんなの悲しいですよね。
ですので、リボンの端処理は必須です!
端処理の方法
りぼんは端処理をしないと悲惨なことになってきますので、端処理は必須です。
ボンドやノリで端がほつれてこないように塗る方法。同じように透明マニキュアを使用する方法。ほつれ止め液を使用する方法など、いろいろあります。
火を使用してのほつれ止め
ほつれ止めしたい部分をサッと軽く火に炙ってほつれ止めを行う方法があります。
水色のリボンが端の処理を行ったものです。
私は火は上の方ではなく下の方(根元の方)でしました。
火を使用する場合の注意点は後述させていただきます。
少量であればライターでサッと行っても良いですが、量が多ければキャンドルの炎を利用されるのもいいです。
ほつれ止め液を使用
火を使用する方法と違い、火事や火傷の心配がありません。使用するほつれ止め材によって匂いが気になる場合もあるようです。
気になった点は・・・
- ほつれ止めする物の下に紙を敷いて作業しないといけない
- 液だれする
- 接着剤ではありませんので、既に毛羽立っているところはそのまま
- 乾燥する時間が必要
- 少し臭いがする
という点でしょうか。
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広範囲にほつれ止めが必要になる生地には「ピケ」を。ほつれ止めの範囲が狭いりぼんは「火を使用して」というように使い分けをしています。
火を使用する際の注意点
これは火を扱いますのでとにかく火事や火傷には注意が必要です。
どんなに気をつけていても、端処理をしようとしたリボンが燃えてしまうという事態が起きてしまうかもしれません。そうなった際に慌てないように、近くに水を入れた物を用意しておいた方が良いです!
とある説明では、フローティングキャンドルを水に浮かべて行うと良いと紹介されていました。
フローティングキャンドルの炎を使用して端処理を行い、万が一リボンが燃えるようなことがあったら、慌てずにフローティングキャンドルが浮いている水にジュッ!!とリボンを付けると良いと書かれていました。これは良い方法だと思いました!安全面を考えて火を使用する場合はこの方法もしくは、必ず近くに水を用意して行うということを守っていただきたいです!
リボンの種類
これは私が持っているリボンになります。リボンに印刷されている文字の色も異なります。
上から6種類の太いリボンのタイプはAmazonで購入した互換性のリボンです。下の2種類9㎜タイプはキングジムのリボンです。
互換性の物でも問題なく使用することができています。
他にバイカラー(裏表でカラーが異なる)のリボンやなみなみデザインのリボンも販売されています。ぜひ一緒に見てみてくださいね。
まとめ
思っているよりも簡単に作れてしまうりぼんです。好きな文字、絵文字を使って自分だけのオリジナルりぼんを作ってみませんか?^^
名前を張り付けられない部分への名前付けにも便利ですよ!
テプラ本体に新カラー「クリーム」登場!
コーラルピンクもかわいいですが、クリームも可愛いです( *´艸`)❤
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